曲げ半径2mmの光ファイバ、「折り」「曲げ」だけでなく「結び」も自在

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/11/08/9765.html

開発された曲げフリー光ファイバコードは、NTTが開発した「ホーリーファイバ」の1種である「空孔アシスト型光ファイバ」を心線(直径125μm)に採用している。空孔アシスト型光ファイバとは、高屈折率ガラスをコア部に採用し、その周りのクラッド部(石英ガラス製)に6つの穴を配したものだ。
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光ファイバを包むコード被覆部(直径4mm)の素材については明らかにされなかったが、「しなやかに曲がる柔軟性」「椅子で踏みつけても光ファイバに影響がない側圧特性」「『折り』『結び』後に癖がつかない」といった特性のある素材を使用している。こうしたホーリーファイバとコード被覆部の工夫により、従来15〜30mm程度が限界だった曲げ半径を2mm程度まで小さくすることに成功したという。