Storytelling in Organizations: The power and traps of using stories to share knowledge in organizations (1999)
- Deborah Sole, Daniel Gray Wilson
- LILA Harvard University
知識共有にのための物語のポイント
- streamlined experience
- いい物語はシンプルで要点のみが入っている
- 色々な逸話の中に組み込むことが容易である
- surrogate experience
- 本人が体験したかのように読める物語が良い
- 本人が体験していないが体験したかも知れない内容が良い
- 体験することがありえないような内容では伝わらない
知識共有における物語の罠
- Seductiveness 魅力的すぎて真偽はさておいて説得力を持つ.
- Single point of view 一つ視点から物語は展開されてしまう.
- Static-ness 伝えられた状況に依存する.属人性.コンテキスト依存.
物語と似たような効用を持つ方法
- Storytelling 語りや逸話による伝達
- Modeling エキスパートによる知識のモデリングとその伝達
- Simulations 疑似体験(ロールプレイとか)による伝達
- Codified Resources マニュアル等の成文化されたものでの伝達
- Symbolic Objects 成文化されていない色々なオブジェクトでの伝達
※p.7 に比較表がある
物語を使うといいケース
- Kickstarting a new idea 新しいアイデアを立ち上げるとき
- Socializing new members 新しいメンバーが参加したとき
- Mending relationships 関係性の修繕.グループにおける意識の再確認.
- Sharing Wisdom 知識共有